更新日:2024/04/16 (火)
春の花々に心をときめかせて
今年は桜の開花が平年より遅かったようですが、
皆さまお花見はされましたでしょうか?
ちょうど新年度が始まった頃に満開を迎えた地域も多いかと思います。
桜が散った後も、
チューリップや菜の花、藤の花、ルピナス、ネモフィラ、芝桜、ツツジ等など、
いろいろな花が次々と見頃を迎えるので、今からとっても楽しみですね。
過ごしやすい気候になり、
インドア派な私も外へ出かけ、あちらこちらに咲いている花を目にすると、
心がときめき、自然と明るく前向きな気分になります。
ところで、
日本ホリスティック医学協会名誉会長であり、帯津三敬病院名誉院長の帯津良一先生によると、
この「心のときめき」というのは、
私たちに備わっている「自然治癒力」を高めてくれるそうです。
「自然治癒力」とは、
ケガをしたり風邪をひいたりしたときに、
放っておいても回復していける力。
身体的に、あるいは精神的に、
何か負荷がかかってダメージを受けたとしても、
自分で癒して元の状態に回復させていく、
強くしなやかな力が、私たちには備わっています。
この「自然治癒力」、
ダメージにさらされ続けているときは、発揮しにくくなってしまいます。
心労や過労があり寝不足が続いているときに風邪をひくと、なかなか治らずこじらせてしまうような状態です。
一方で、
のびのびと自分らしく自然体で過ごしているとき、
心身が喜んでいる状態のときには、
自然治癒力は最大限に発揮されます。
これはまさに、「心がときめいているとき」ではないでしょうか。
仕事をがんばった後に「お疲れ様!今日もありがとう!」と飲むお酒
好きなアーティストに「私もがんばるよ!いつもありがとう!」と元気をもらう推し活
人との出逢いや関わり合いで「そういうところ素敵!」と共感したり視野が広がるとき
穏やかな朝日がさす部屋で、鳥のさえずりを聴きながら目覚めるとき
飼っているペットとスキンシップをとる時間
家族や友人、仕事や趣味の仲間と、様々な経験や感情を共有する時間
目の前の人の笑顔や喜ぶ顔を見て、嬉しくなる瞬間
ありがとうを言い、ありがとうと言われる瞬間
心がときめき、心が喜んでいれば、
おのずと身体も元気が益し、
さらに気持ちも前向きになっていきます。
「心身一如」ですね。
心のときめきを感じるには、
自分に素直でいることも大切かもしれません。
自分の心は、自分だけのもの。
自分次第で、どうにでもできるのです。
せっかくなら、今という時間、
心をときめかせて、輝いて生きていきたいですね。
皆さまは、どのような時に、どのようなことに、心がときめいていますか?