更新日:2024/03/12 (火)
【根っこの力の栄養源は“心食動休環”】
枝葉を整えていく役割は、体質を整えていく漢方薬。
根っこを強くしていく役割は、漢方薬の中でも「上薬(じょうやく)」という分類に入るもの、霊芝、冬虫夏草、人参、枸杞などがあります。
そして、根っこを強く張る土台となり、根っこに栄養を与え続けてくれる豊かな土壌となるのが、毎日の生活習慣です。
花粉症を発症するのも、
体重・体脂肪を増やし、血圧や血糖値、中性脂肪などの値を高めるのも、
その他あらゆる症状やお悩みを引き起こすのも、
元を辿っていくと、日々の暮らしの積み重ねから来るもの。
逆に言えば、
日々の暮らし方に気をつけることで自分自身に栄養を与えることになり、
少しずつ元気が益し、
強くしなやかな心と身体を養うことができます。
今日の自分を褒めるポイントはどこかな?
今週は食事が偏っていなかったかな?
おやつを食べ過ぎていないかな?
もも上げだけでもしておこうかな?
昨日より10分早く寝ようかな?
ほんの少しずつでも毎日の暮らし方を見直していくことで、漢方薬による体質改善をグッと後押ししてくれますよ。
なぜなら、土壌が豊かになり、根っこが強くなるほど、
与えられる栄養をぐんぐん吸収できるようになり、
全ての枝葉に栄養が行き渡り、
木全体がエネルギーで満たされるから。
スタートの春。
漢方薬とともに、何か一つ、心と身体によい習慣を、始めてみませんか?