症状別 漢方の教え

KAMPO KNOWLEDGE
更新日:2023/09/19 (火)

コロナ後遺症のご相談(味覚・嗅覚障害-その2)

40代女性、やせ形のお客様
新型コロナ感染後から、嗅覚・味覚障害と体のだるさがあるとのことでご相談に。
お風呂に入るのもやっとな程に、体力が低下していらっしゃいました。

そこで、しっかり元気と栄養を補う漢方薬と、ご自身の治癒力を底上げする漢方を多めに飲んでいただくようお渡し。

すると2日目で、
「お風呂に入る体力ができた。鮭の味も分かった!」と早速、嬉しい変化が。

1週間後には、
「すごく調子よい。でもまだ本調子ではない。」とのことでしたので、ここは油断せずに同じ漢方で経過を見ることにしました。

そして2週間後。
「すっかり回復して、本調子です!ありがとうございました!」
と大変お喜びに。
 
健康を取り戻すための土台は、自分自身の治す力
匂いや味がするということ。
この当たり前が無くなってしまうと、とても不安になります。
感染後に持続する体のだるさも、経験した人にしか理解してもらえず、精神的にも辛くなる方は多いです。

しかし、もともとご自身が持っている治す力を助けてあげることで、このように予想外に早く回復される方もいらっしゃいます。

はじめはご不安な表情でご相談に来られたお客様が、弾ける笑顔を見せて下さったときには、私も大変嬉しく、ほっと安心いたします。


ご相談事例(空咳、口渇など)
ご相談事例(変化する症状)
ご相談事例(痛み、だるさなど)
ご相談事例(味覚障害・嗅覚障害)
ご相談事例(だるさ、不眠など)
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