症状別 漢方の教え

KAMPO KNOWLEDGE
更新日:2023/09/11 (月)

【ジメジメ秋雨期間の養生】

*よく噛んで、胃腸にやさしく
湿気で胃腸が弱りがちなとき、お食事はとくによく噛んで腹七分目までに。
 
*水分は摂り過ぎない
残暑厳しい日中でも、ちょこちょこ飲みを心掛けて。
お腹タプタプになる前にストップ!
 
*冷たい物を減らしていく
まだ暑さを感じるようでも、朝晩徐々に気温の低下を感じつつある時期。

口にするものの温度を少しずつ高め、内臓を冷やさないように。
 
*秋におすすめの湿気を取る食材
夏野菜はそろそろ食べ納め。初秋の湿気取りには、豆類がおすすめです。

大麦、ハトムギ、黒豆、小豆、大豆、秋なす、枝豆、大根、はまぐり、昆布、ひじき、ぶどう、カリン、シナモン、陳皮 など
 
*秋におすすめの胃腸を元気にする食材
食欲の秋ですが、少しずつ食べることが元気の秘訣。

米、黒米、あわ、大麦、ハトムギ、そば、黒豆、大豆、枝豆、かぼちゃ、ブロッコリー、カリフラワー、さつま芋、里芋、山芋、キノコ類、鮭、イワシ、サバ、サンマ、カツオ、うなぎ、ぶどう、栗、なつめ、蓮の実 など
 
*長めの入浴で発汗を
夏はシャワーで済ませていた方も、そろそろ湯船に浸かりましょう。

秋は激しい運動よりも、温かいお風呂で発汗するのが◎
 
*読書や音楽鑑賞でゆったりと
お天気下り坂の日は、ゆったりお家で過ごすのがおすすめ。

気が内向きになる秋は、読書や音楽鑑賞などで自分を見つめ直す機会にも♪



< 秋の養生 目次へ戻る