更新日:2022/10/10 (月)
行雲流水、しかし水急不流月
秋晴れの空を見ていてふと思い立ち、今回は私の好きな言葉の中から二つをご紹介させていただきます。
ひとつ目は
『行雲流水(こううんりゅうすい)』
「雲が行くごとく、水が流れるごとく、自然に逆らわず、すべてを任せて漂い移ろいゆくこと」
-流れに身を任せてみる。運命にまかせてみる。
簡単なようで難しいことです。
「どうして私がこんな目に遭うの?」
「私はこのままで大丈夫なのかな…」
そんな気持ちになること、ありますよね。
そのような時に、
自分に訪れる境遇にあらがわず、否定せず、清濁あわせ受け止めていく。
それは、自分の意志を持たない、諦める、ということとは違う感覚です。
頂いたご縁、機会、試練を有難く受け止め、精一杯生ききること。
純粋な、素直な心で受け止め、真摯に、謙虚に向き合うこと。
ただし、それに対する結果や評価は手放すこと。
流れゆくことに執着しないこと。
なかなか難しいです。
まだまだそのようになれない私ですが、
何かに行き詰まったり、心に引っかかりを感じたときには、
少しでもこの感覚に近づきたいなぁと、
空を行く雲、川を流れる水を思い浮かべています。
この感覚を持てるようになると、
今よりもう少し肩の力を抜いて、
そして後悔のないように、
今を楽しんで生きられるような気がしています。
ひとつ目は
『行雲流水(こううんりゅうすい)』
「雲が行くごとく、水が流れるごとく、自然に逆らわず、すべてを任せて漂い移ろいゆくこと」
-流れに身を任せてみる。運命にまかせてみる。
簡単なようで難しいことです。
「どうして私がこんな目に遭うの?」
「私はこのままで大丈夫なのかな…」
そんな気持ちになること、ありますよね。
そのような時に、
自分に訪れる境遇にあらがわず、否定せず、清濁あわせ受け止めていく。
それは、自分の意志を持たない、諦める、ということとは違う感覚です。
頂いたご縁、機会、試練を有難く受け止め、精一杯生ききること。
純粋な、素直な心で受け止め、真摯に、謙虚に向き合うこと。
ただし、それに対する結果や評価は手放すこと。
流れゆくことに執着しないこと。
なかなか難しいです。
まだまだそのようになれない私ですが、
何かに行き詰まったり、心に引っかかりを感じたときには、
少しでもこの感覚に近づきたいなぁと、
空を行く雲、川を流れる水を思い浮かべています。
この感覚を持てるようになると、
今よりもう少し肩の力を抜いて、
そして後悔のないように、
今を楽しんで生きられるような気がしています。
流れに身を任せるとき、もうひとつ大切にしたいなと思っているのが、
ふたつ目の言葉
『水急不流月(みず きゅうにして つきをながさず)』
「水が急に流れても、水面に映る月が流れることはない」
-どんなに時代が移り変わっても、変わらずあり続ける真理、心がある。
戦争、感染症の流行、デジタル化、脱炭素社会、ジェンダー多様化等々、
いま私たちを取り巻く世の中の動きは激しく、
個々が大事にしてきた価値観を揺るがされることもたくさんあります。
しかし、流れが変わり
世の中の常識や価値観、そして周りの状況が変わっていく中でも、
本当に大切なことは、きっと変わらない。
それは私たちの心の中にあり、
いつの時代も、自然と守り受け継がれ続けてきたものなのかなと思います。
激流に流されながらも、
心にわき立つ荒波を静かに見守り、大切なものを見出し、
誰かのために、思いやりの心を持って生きられたらいいなぁ。
私はそんな風に感じています。
皆さまは二つの言葉から、どのようなことを感じられたでしょうか?
人生を終えるとき、どのようにありたいか。
人生の最後を、どのように見送られたいか。
そのようなことを考えることでも、自分が本当に大切にしたいことが心に浮かび上がってくるかもしれませんね。
秋の夜長に、思いを巡らせてみてはいかがでしょうか。
ふたつ目の言葉
『水急不流月(みず きゅうにして つきをながさず)』
「水が急に流れても、水面に映る月が流れることはない」
-どんなに時代が移り変わっても、変わらずあり続ける真理、心がある。
戦争、感染症の流行、デジタル化、脱炭素社会、ジェンダー多様化等々、
いま私たちを取り巻く世の中の動きは激しく、
個々が大事にしてきた価値観を揺るがされることもたくさんあります。
しかし、流れが変わり
世の中の常識や価値観、そして周りの状況が変わっていく中でも、
本当に大切なことは、きっと変わらない。
それは私たちの心の中にあり、
いつの時代も、自然と守り受け継がれ続けてきたものなのかなと思います。
激流に流されながらも、
心にわき立つ荒波を静かに見守り、大切なものを見出し、
誰かのために、思いやりの心を持って生きられたらいいなぁ。
私はそんな風に感じています。
皆さまは二つの言葉から、どのようなことを感じられたでしょうか?
人生を終えるとき、どのようにありたいか。
人生の最後を、どのように見送られたいか。
そのようなことを考えることでも、自分が本当に大切にしたいことが心に浮かび上がってくるかもしれませんね。
秋の夜長に、思いを巡らせてみてはいかがでしょうか。