秋冬は陰陽学説では「陰」の季節。
動物は体に栄養をため込んで冬眠に入り、草木は葉を落として、幹や根っこに栄養を蓄え春を待ちます。
人間も、内側に、大切に、守っていくような働きかけが健康の秘訣です。

疲れやだるさのある方、冷えのある方、栄養不足の方などは、気（エネルギー）・血（栄養分）・津液（水分）を温存することを心がけてみましょう。例えば岩盤浴やホットヨガのような、汗を大量にかく活動は控えめに。汗は潤いだけではなく気の消耗にも繋がります。
もともと熱がこもりやすかったり肌の炎症が強い方、毒素をため込みがちな方は、やみくもに温めたり食べ過ぎたりしないよう気をつけましょう。
悩みを内に抱え込みやすい方は、考え事は太陽の下で。辛くなる前に誰かに話すことで、雲間から光が差すこともあるのを忘れないでくださいね。


冬に起こりやすい不調