できるだけ添加物を使わない食事をすることや暴飲暴食を避けることはもちろんですが、腸を元気にする食事を意識することで、腸内細菌や酵素が喜び私達も元気になります!
よく噛む
よく噛んで食事することで、消化酵素を含む唾液がしっかり分泌されます。
食べ物を消化・吸収して栄養にしてくれている酵素、エネルギーを作ってくれている酵素、古い細胞を新しく作り変えてくれている酵素や腸内細菌たちに、「あ・り・が・と・う・ご・ざ・い・ま・す」を一口2,3回心の中で唱えながら、美味しくいただきましょう。
身土不二・一物全体
私達の腸には、昔からその土地で食べられてきた食材を分解する酵素を持つ腸内細菌が多く棲んでいます。
基本的にはその土地で採れた旬の野菜や果物を丸ごと、いろんな食材と組み合わせて食べることが腸内細菌たちにとってもご馳走になります。
発酵食品で和食中心に
納豆やぬか漬け、味噌、醤油などの伝統的な手法で作られた発酵食品は、アミノ酸やビタミン・ミネラルなどの栄養素が豊富かつ乳酸菌などの微生物の種類も多様に含んでいます。
腸内細菌となる微生物が多様なほどあらゆる酵素を作れるようになりさらに健康に!血管や腸の炎症を抑える成分も含まれているそうです。
善玉菌のご馳走「食物繊維・オリゴ糖」をプラス
次のような食材は善玉菌のご馳走に。
善玉菌が棲みやすい腸内環境を維持したり、脂肪の蓄積や免疫の暴走を抑える働きなどを持つ「短鎖脂肪酸」も作り出されます。
食物繊維:ごぼう、ブロッコリー、豆類、いも類(さといも、こんにゃく)、海藻類、きのこ類など
オリゴ糖:大豆、玉ねぎ、ねぎ、にんにく、アスパラガス、バナナなど
近年、酵素のサプリメントや健康食品は本当に多くの種類がありますが、ただ酵素を「摂る」だけではなく、腸内細菌を元気にし「自分の身体の中で酵素を作れる」ようにしていくことが、酵素を摂る究極のメリットであり、それがさらなる健康に繋がっていくのですね!
毎日頑張ってくれている腸内細菌や酵素に「いつもありがとう~!」と声を掛けながらご飯を食べて、身体の内側から元気になり一緒に喜びたいですね!