気が狂いそうな大きな音
以前からジーという低い音がなっていたのですが、仕事が忙しくなりいつしかピーという高い音が鳴り始め、どうにかなりそうな思いで日々過ごしていました。
ところがある日気が狂いそうなくらいキーンという高くて大きな音が鳴り、鼓膜の内から外へと押してくる感じがあり全然眠れなかったとのこと。
体質は、疲れやすい、冷え性、肩こり、足のむくみ、熟睡できない
ストレスと耳の関係
漢方では「経絡」という考え方があります。簡単に言うと、「通り道」のようなもので、体のエネルギーや栄養の他、邪気もこの経絡を通って体を巡ると考えられています。
経絡にも内側と外側があり、一般的にツボと言われるものは外側の経絡上にあります。
ストレスが深く影響する「肝」の経絡は2本あり、やはりその通り道にはストレスによって生じやすい症状が現れる場所が多く含まれています。
今回の耳鳴りもストレスにより肝の通り道が滞って起きていたため、肝の流れを良くする漢方を飲んでいただきました。
半年ですっかり改善
飲まれて1ヶ月後、痰が切れづらく、のどがつまった感じがある。音がならない日があった。絶えられない音が出るときもあるが、少しずつ音が小さくなっている。朝体がだるくて起きづらかったのが、起きられるようになった。ぐっすり眠れて体力もついてきた気がする。
2ヶ月後、長時間仕事をしていると音が大きくなる気がする。リラックスして本を読んでたり同じ姿勢が長くなるとよくないみたい。
3ヵ月後、調子が良い。耳鳴りの音が大きくならなかった。
4ヶ月後、小さい音が聞こえるだけになった。
5ヵ月後、寝際に静かになると聴こえるときもあるが、ほとんど聴こえない日もある。
6ヵ月後、仕事の時間が長くなっても大丈夫。寝際の耳鳴りの小さい音がさらに小さくなっている。ほとんど気にならない。
仕事の時間が長くなると症状がぶり返したりすることもありましたが、今ではそれも関係ないぐらいに良くなってきました。とにかく毎日信じてコツコツ飲んでいく前向きな気持ちがより良い方向へと進んでいます。
また同じ悩みを繰り返さない為にも、これからもしっかり漢方を飲んで体質を改善して頂きたいです。