女性特有の月のもの、月経
赤ちゃんを授かることができる女性には、必ずあるとても大切な身体の働きなのですが、生理にまつわる不調がひどいと、生理がくることに怯えることすらあります。
生理前の不調や、強い生理痛、「毎月つらいけど、生理だからしょうがない」と思って我慢する方も多いですが、あきらめる必要はありません。本来の健康な生理は、日常生活に支障が出るようなことはないのが普通です。身体のSOSに気づき、我慢するより、しっかり立て直すことを考えてみましょう。
就職1年目の22歳女性
以前から生理前に何だかイライラするとは感じていましたが、仕事をはじめてどんどんひどくなり、生理の2週間前から、普段気にならない事や、思い通りにならない事にイライラが募ってしまう。生理が始まるころにはピークで、叫び出したくなるほど。他にも甘いものをやたら食べたり、便秘やニキビが生理前に集中してでていました。しかも生理は20日で来たり1ヶ月半来なかったり、バラバラで予想がつかない。
このままでは仕事にも差し支えるし、どうなってしまうかという不安を抱えていました。
気血の巡りを整える漢方
1ヶ月で疲れにくくなり、生理痛が軽くなり、ニキビがあまりできなくなり、お通じの回数が増えました。
2ヶ月目の生理前には2週間ほど苦しんでいたイライラが、数日で済み、症状もだいぶ軽くなりました。
3ヶ月たった後には、生理前に苦しんでいたイライラ、便秘、ニキビ、異常な食欲などに気づかないうちに、いつのまにか生理が来ました。生理周期は28~34日になり、以前より極端に早くなったり、遅れたりすることがなくなってきました。
その後は生理前2~3日は多少イライラを感じるものの、疲れやストレスなども楽になり、生理周期も安定しています。体調不良が治ったことで、だんだん自分に自信をもてるようになっています。
初潮から閉経まで約35年もお付き合いする生理。
生理という身体のしくみを大切にし、気持ち良く過ごせるほうが、断然、女性の人生は豊かになると思います。