症状別 漢方の教え

KAMPO KNOWLEDGE
更新日:2019/12/24 (火)

更年期障害からうつ病を発症

更年期障害の苦しみ

52歳の痩せ型の女性の方です。

動悸、口の渇き、眠れない、不安感、体のだるさ、立ち上がれないなどの体調不良が続き、うつ病になりました。

心療内科で睡眠剤や安定剤をもらっていたが薬を続けることが体にとってあまり良くないかと思い通院を止めて、婦人科でホルモン療法を実施。それでも良かったり悪かったりの症状の繰り返し。

更年期障害と自律神経失調症

更年期障害は急激にホルモンバランスが崩れることで、自律神経や代謝のバランスが乱れて様々な症状が出ます。体が思うようにいかないことで、気分が滅入り、気分が滅入るとさらに体調が悪くなる・・・そんな悪循環から抜け出せず、深い闇の中に迷い込むことになります。

漢方飲み始めて・・・

約1ヶ月でとにかく体調が良い。動悸が減った。9ヶ月止まっていた生理が始まった。

2ヶ月目ぐらいまでは不安になる時もあり波がありましたが、3ヶ月目にはだるさ、不安感が軽減。

4ヶ月経つ頃には不安感、動悸、口の乾き、不眠、頭重感がすっかりなくなりました。去年の今頃は食事がしっかりできていなかったのが、きちんとできるようになりました。

初めは、お客様は何とかしたいという想いもありながら本当に良くなるのか少し不安を抱えながらスタートでした。今では自分がこんなに変わったから周りの人にも良くなってもらいたいということで、お知り合いの方をご紹介してくださるほどです。