症状別 漢方の教え

KAMPO KNOWLEDGE
更新日:2019/12/23 (月)

がんばりすぎて拒食症、過食症、うつ病に~自分を信じること~

お母様からのご相談

娘さんが、小学生のころから、いじめにあい、中学でも部活の先生の暴言でトラウマ。高校では友達のやり取りでフラッシュバックが起こり、頭痛が頻繁に。それから食欲が異常だったり、味覚が異常になり、非常に辛い物を食べたりしていた。

それでも難関の国立大学に入学。

大学生活でも、ストーカーに付きまとわられたり、ストレスで過食になったり、拒食になったりで、ひどい時には体重が減って、咳で肋骨骨折に。体重も15Kgも増減を繰り返していた。

 

とにかく、現在大学院の受験もあり、眠れない(睡眠薬服用中)、夢を多く見る、食欲の差が激しく涙が止まらないのを何とかしたいとの事。

親としてどうにかしてやりたいという気持ちが痛いほどわかりました。

 

ご本人にも連絡して、「がんばりすぎない」「できる自分を信じよう!」「不安にならずに今までできてきたんだから絶対大丈夫」とも話して、まず漢方を試すことに。それと私が書いた、「感謝からはじまる漢方の教え」もぜひ読むように、半ば強制的に読んでいただきました。

 

10日後の電話ではだいぶ改善してきているとの事。1か月後にはだいぶ調子が良く、電話の声もすごく明るくなっていました。2か月後にはほとんど問題なくなり、念のために1/2量で続けていただくことに。

 

若いうちは本当に治りが早い!

 

見事難関の大学院にも無事合格!!

 

漢方薬より何よりも、自分の力を信じられた、大丈夫と思えた、そのことが心身を安定させてくれたのだと思います。

これからの人生も、自信を持って!絶対大丈夫!!