高度治療までは望まないけれど
初めてご来店されたのは40歳の時でした。2年前に同い年のご主人様とご結婚。
元々生理不順や無月経で、注射で生理をおこしていた経緯があり、結婚してすぐに婦人科へ。
病院では、FSH値が20以上で閉経に近いとまで言われ、最初から体外受精などの高度治療を勧められたが、正直そこまでは望んでいないため、排卵誘発剤を使いながら、タイミングをとっていました。
しかし、仕事をしながらの不妊治療は、とても大変で、タイミングをとるというプレッシャーも募っていきました。
漢方一本に絞った
体質としては昔から冷え症で、胃腸も弱くすぐに胃がもたれる状態。まさに脾胃気虚でした。
漢方ではまずは胃腸を整えることが最優先です。
漢方薬を飲み始めた当初は、病院にも通っていましたが、3ヶ月ほど経った頃、漢方薬のみで様子を見るご決断をされました。
そこからコツコツ漢方薬を飲まれて、半年が過ぎた頃、妊娠したかもというご連絡がありました。
ご本人は、半ばあきらめかけていた、漢方のお陰という以外考えられない!と大喜びでした。
現在まだ妊娠初期で、頻尿や眠気、だるさがあり、同じ漢方薬を継続して飲んでいただいています。
元々脾胃気虚の方はつわりが酷くでる傾向にありますが、漢方薬のお陰かつわり症状がないということです。
41歳での妊娠・ご出産ですので、無事を祈って念を送り続けたいと思います。