症状別 漢方の教え

KAMPO KNOWLEDGE
更新日:2019/12/23 (月)

バセドウ氏病・高プロラクチン血症に負けず自然妊娠!(第1話)

当時29歳の女性

17歳の時にバセドウ病と診断。メルカゾールを2日に1回服用していました。

疲れやすい、だるい、やる気が起こらない、汗がでる、仕事が忙しく夢にまで仕事のことが出てくる。

そして気が付けば結婚6年目。そろそろ赤ちゃんが欲しい。甲状腺のこともあるので、病院で検査をしてみることに。

検査の結果は、高プロラクチン血症と診断。ご主人(32歳)は検査問題なし。

やっぱり自分が原因・・・そんな思いが重くのしかかっていました。

数値や検査では計りきれない神秘的な世界

一般的にバセドウ氏病の場合流早産や妊娠中毒症のリスクが高いと言われます。

しかし、今日ご紹介する方は第1子を妊娠出産後、第2子も無事に妊娠されます。(第2話に続きます)

命を授かるということは本当に神の領域。ホルモンの数値だけで、自分を責めないで下さい。

この方にも、体調がきつくても、できていることはたくさんある。だから頑張らなくて大丈夫。そうお伝えしました。

2か月でのスピード妊娠

漢方生活1ヶ月で、目の下のクマが減った。体がポカポカ。ぐっすり眠れる。食欲も戻ってきた。3食たべられる。

その後もみるみる体調は回復し、2ヶ月後には見事、陽性反応!!

一般的に妊娠週数が進むにつれて甲状腺の数値も落ち着く方が多いと言われます。その通り、甲状腺の薬も飲まずにいい状態になりました。そしてかわいい女の子を無事出産!!

しかし、反動で産後に甲状腺の数値が悪化する方が多いと言われるように、やはり産後4か月で甲状腺の数値が悪化します。

次回へ続く・・(第2話へ)