症状別 漢方の教え

KAMPO KNOWLEDGE
更新日:2024/12/18 (水)

【その他のポイント養生】

心身一如。

身体を休め整えることで、心も回復しやすくなります。

心が疲れているときは、すぐにできそうな養生を選んで続けてみてください。
 
[眠]
*とにかく早く寝る
睡眠不足は心の元気も消耗します。

あれこれ考えず、お風呂に入って早めに布団に入る。
これだけで回復力が高まります。
 
[暖]
*寒さを避け、温かい所で過ごす
冬なので当たり前のことだと思われるかもしれませんが、寒さ我慢は生命エネルギーの源「腎」を消耗するのでNG。

カイロや腹巻で下腹部や腰を温め、日向ぼっこで背中をポカポカにしましょう。
冷えて縮こまりがちな心も身体もほぐれます。

イルミネーション、除夜の鐘つきや初日の出、初詣など、外で過ごす際は、頭、首、お腹、足を重点的に、徹底的な防寒を。
 
*湯船につかる or 足を温める
いつもシャワーで済ませる方は、ぜひ湯船につかってみてください。
全身を温める+浮力で心も身体もぷかぷかと軽くなり癒されますよ♪
「漢美香湯」は香りがよく気血のめぐりをよくしてくれるので、癒し効果バツグン◎店頭にてサンプルもお渡ししております。

難しい方は足湯でも◎足の裏には全身へ繋がるツボが集まっているので、効果的です。
 
[食]
*食事の際は、噛むことに集中
普段のお食事のときは、モグモグ噛んで味わうことに集中してみると、心が研ぎ澄まされていきます。

心が疲れているときほど、食事の時間を大切に。
 
*クリスマス、大晦日、お正月などのイベント食は、心から楽しんで♪
予定のある方は、お食事やおしゃべりなど、その時間を目一杯楽しまれますように♪

ただし、暴飲暴食にはご注意を。
前日、翌日は軽めの消化の良い食事にして胃腸を休ませることで、気疲れしても回復しやすいですよ。


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