更新日:2024/01/16 (火)
【主食と副食】
皆さまは普段、どのようなお食事を召し上がっていますか?
また、健康によいとされる“バランスの良い食事”とは、どのような食事なのでしょうか?
栄養学的に考えた時に、主なエネルギー源となる主食は60~70%、副食(主菜・副菜)は30~40%がよいとされています。
また私たちの「歯」の構造を見た時、臼歯:犬歯・門歯の割合は、7:3。
臼歯は穀物をすりつぶす働きを、犬歯・門歯は野菜や肉魚をかみちぎる働きをするので、やはり主食の穀物を7割摂るのが、私たちの身体に合った食事であると言えます。
主食をそんなに摂ると太るのでは?
と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、それは選ぶ物によっても異なります。
主食としてしっかり摂りたいのは、食物繊維やビタミン・ミネラル、タンパク質などの栄養素も含まれた炭水化物。
その代表例が、玄米です。
玄米は、蒔けば芽が出るほどの生命力を備えた食べ物。生きていくための栄養を丸ごといただけます。
炭水化物を効率よくエネルギーに変換するためのビタミンも兼ね備えているので、食後の眠気やだるさも軽減されます。
消化に負担がかからないよう、よく噛んで食べる習慣も身につきます。
苦手な方は、三分づきや五分づき、雑穀米がおすすめ。
ご飯をしっかり食べると、自然と甘い間食も減っていきますよ。
身体が必要とする栄養を、必要なだけしっかり、そしてバランスよくいただく。
そのためにまずは、主に人を良くする「主食」を変えることから、始めてみてはいかがでしょうか。
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