『人は自然界の一部であり、大宇宙の中の小宇宙である。
人の心の中、身体の中で起こることは、自然の原理原則と同じである。』

これは、人の身に起こる出来事、人生も同じです。


例えば、
自然が思い通りにならないのと同様に、
自分の身に起こることも、自分以外の人のことも、思い通りにはなりません。

でも、一見思い通りにならない中にも、
目に見えないところで、回り回って、お互いに支え合い、助け合い、生かし合っている繋がりがあります。

自分ひとりでは決して生きられないし、あらゆる存在があって、皆で支え合っているから生きられています。

そのことに本当に気づくと、自然と有難い気持ちになります。


そして、
晴れの日もあれば雨の日もあり、嵐や雪の日もあるように、
人の心や身体の変化、遭遇する出来事にも波があります。

土を耕し、種を撒いて、水をあげて、昼夜・春夏秋冬めぐることで、強く深く根を張り、芽が出て花が咲き、実りが得られ、また種ができる。

自然がそのサイクルを繰り返すのと同様に、
人の心や身体の変化、遭遇する出来事や人との縁も、因果で繋がっています。


ひとつの感情、ひとつの出来事に固執しそうになったときには、
「自然に置き換えると、今の自分はどういう状況だろう？」
と視点を変えてみたりすることでも、
心の波が落ち着き、前向きな発見があるのかなと思います。



せっかくの一度しかない人生。

私たちの時間は進み続けていて、
過去は戻らないし、
未来は何が起こるか分かりません。


だから、

後悔することがあっても、
これからに活かせば大丈夫。

不安になることがあっても、
やってみれば案外大丈夫。


何もしないより、失敗を繰り返しても挑戦し続けることで、一歩ずつ夢に近づきます。

何度でもやり直せばいいし、何度でも立ち上がる力が、私たちにはあります。


どうぞ、自分で自分の能力に蓋をしないで、
自分の力を信じて、のびのびと発揮させてほしいと願います。


いま、まさに前へと進んでいる皆様を応援しつつ、
私も、いまという時間を一歩ずつ、前へと踏みしめていきます！