更新日:2021/11/12 (金)
冬に向けた養生
秋冬の過ごし方は、春夏の不調(春先の花粉症や肌荒れ、梅雨の頭痛やだるさ、夏冷えや夏バテなど)にも影響します。季節に合わせた過ごし方で、一年を通して健やかな日々が増えますように。
*早寝遅起き
お日さまと一緒ですね。いつもより早く寝て、日の出の6時半~7時頃起きるのがよいと言われています。
*日向ぼっこ
太陽の「陽(エネルギー)」をチャージ。自律神経のバランスを整えてくれるため、冷えが気になる方はもちろん、気分が沈みがちな方、夜眠れない方にもおすすめです。お昼休みに、お日さま+深呼吸+背伸びでリフレッシュ!
*温める
足首、手首、首、腰、下腹部、おしり、耳。冷えていませんか?
これらは冷え(寒邪)が侵入しやすいところ。外出中や就寝中にうっかり冷やさないよう、レッグウォーマー、腹巻、カイロや湯たんぽなどの活用がおすすめです。関節痛、生理痛、頻尿や夜間尿でお困りの方も、温めてみると調子が変わるかもしれません。
これらは冷え(寒邪)が侵入しやすいところ。外出中や就寝中にうっかり冷やさないよう、レッグウォーマー、腹巻、カイロや湯たんぽなどの活用がおすすめです。関節痛、生理痛、頻尿や夜間尿でお困りの方も、温めてみると調子が変わるかもしれません。
*足の筋力を維持する
「腎」は下半身の機能に関わるので、足の筋力を鍛えることが腎の強化に繋がります。
出かけるときは出来るだけ歩く、階段を使う、家ではもも上げ、かかと落とし、ランジなどを。
私も一日デスクワークなので実は、この足の筋力維持は課題のひとつ。移動中や家事をしながら、髪の毛を乾かしながら、歯磨きしながらなど、日常の動作に組み込むことで、ものぐさな私も継続中です!
出かけるときは出来るだけ歩く、階段を使う、家ではもも上げ、かかと落とし、ランジなどを。
私も一日デスクワークなので実は、この足の筋力維持は課題のひとつ。移動中や家事をしながら、髪の毛を乾かしながら、歯磨きしながらなど、日常の動作に組み込むことで、ものぐさな私も継続中です!
*骨盤周りの血流をよくする
生理のお悩みや妊娠を望まれている方は子宮周りの血の巡りが大切。冷えで巡りが悪くなりやすい時期は、とくに意識して動かしてあげましょう。前述のように下半身を動かすのはもちろん、バランスボールやフラフープのような腰を回す動きや、ラジオ体操で全身の血流をよくするのもおすすめです。
*温かいものを食べる
お鍋が美味しい季節ですね。旬の野菜や魚、鶏肉などをたっぷり入れて、お腹の中から温まりましょう。加熱した生姜、にんにく、ネギ、大葉、唐辛子、シナモンなどは身体を温める作用があるので、薬味としても活躍します。生ものや冷たい飲食は、脾(胃腸)や腎を傷めるので控えめに。
*腎を補う食べ物
陽(エネルギー)を補う
エビ、羊肉、クルミ、ニラ、よもぎ、八角、酒など(ほてりや炎症の強い方は控えめに)
陰(潤い)を補う
アワビ、鴨肉、豚肉、牡蠣、白キクラゲ、山芋、ヒジキ、黒ゴマ、黒豆、ナツメ、クコの実など
*肺の潤いを補う食べ物
白魚、豚肉、大根、山芋、里芋、レンコン、白キクラゲ、黒キクラゲ、銀杏、落花生、白ゴマ、梨、イチジク、アンズ、ハチミツ、百合根、松の実など
*入浴、足湯
半身浴で汗をかくのではなく、全身ゆったり浸かって温めて、血流をよくしてあげましょう。一年を通してシャワーという方も多いですが、冬場だけでも湯船に浸かるのがおすすめです。入浴が難しい時は足湯でもいいと思います。全身のツボが集まっている足を温めて、ふ~っとリラックス。