夏はがんばりすぎない
太陽がサンサンと、気温も高まり日照時間ものびる夏。
草木も青々と茂り、花は色鮮やかに咲き誇り虫や動物たちも元気に動き回ります。
そんな季節は、私たちの身体もグングンと活力が巡っていきます。
臓器の働きや、気・血・水の巡りが活発になり、心もウキウキと明るく弾むのです。
ただその分、負担もかかりやすい季節。
知らず知らずのうちに、心も身体も頑張りすぎて、疲れが出やすいときでもあり、
また暑さで消耗するだけではなく、冷やしすぎで働きが鈍くなる場合も多いです。
最近食欲がない…
なんだか体がだるい…
下痢が続く…
夜なかなか眠れない…
頭がカッカする…
ほてりが気になる…
体が冷えすぎてつらい…
暑いのか寒いのか、よくわからない…
汗をかいてもスッキリしない…
「ちょっといつもと調子がちがうなぁ」
そういうときは、まずはいつもより早めに寝ましょう。
眠れなくても、楽な姿勢で目をとじて、ゆっくりと深呼吸をしましょう。
心と身体を休めてあげて、回復できていれば大丈夫です。
自分で自分を癒す力が働いてくれています。
もし不調が続くようなら、少し無理が重なり疲れがたまっている状態かもしれません。
まずは「よくがんばってくれたね」と自分を誉めて、労わってあげてくださいね。
そしてまた少しずつ、力を養っていきましょう。
あれっ?と少し気になったら、
できれば、気になり始める前から、
がんばりすぎない過ごし方で、夏の波を乗りきりましょう!