年々悪化する胃の症状
10年前に胃潰瘍になり、その8年後胃潰瘍が再発、その4年後にはピロリ菌が見つかり治療。初めて胃潰瘍になった時は、あまりの痛みに腰痛かと思うほどだったそうです。
ストレスがかかった時、胃がピクッとするため、胃の調子でストレス度が分かるように。食事はゆっくりと少量しか食べないのに毎日ゲップが繰り返し出て、消化が上手くできないのか、下痢になりやすい。
その他にも、20年前から寝る時に、足の裏が焼けるように熱くなり、眠れないこともしばしば。
それらの症状が年齢を重ねる毎に悪化しており、このまま悪化してしまうのかと不安でしかたがないとのことでした。
胃熱を抑え自律神経を整える
この方はバリバリ仕事をしている50代の女性なのですが、ついつい頑張ってしまう性格の方なので、知らず知らずのうちに抱え込んだストレスが胃腸を攻撃してしまう体質になっていました。
ストレスを受けた肝からチクチクチクチクと攻撃された脾(胃)が胃熱を発し、気逆がおこったため、ゲップが止まらなくなっている状態。
肝系統に負担がかかったため、胃への症状だけではなくホルモンバランスにも影響がでて、眠れないほどの焼けるような足のほてりもずっと続いていました。
この方にはまず、胃熱を抑え自律神経に働きかける漢方を飲んで頂きました。
体全体の調和がとれ、様々な症状が改善
初めての漢方の煎じ薬で、飲み始めお身体が慣れるまで少しムカムカを感じておられたのですが、1ヶ月を超える頃には違和感がなくなり、足裏の火照りが改善しはじめ、以前より眠れるようになってきました。
2ヶ月後にはゲップの回数が減り、足裏の焼けるような熱さはなくなりました。変な汗もかかなくなり、体調が悪いことが少なくなって、夜眠れない日がなくなりました。
4ヶ月後には体調がしっかり安定し、漢方を少しずつ減らしても大丈夫な状態になり、何年も悩んでいたのが嘘みたいだと仰っていました。
漢方は体全体を一つの森と考え、しっかりと体質改善してまいります。体質改善する事で体全体の調和がとれるので、色々な症状を改善することができます。
お悩みが深くなる前に、ぜひご相談くださいね!