症状別 漢方の教え

KAMPO KNOWLEDGE
更新日:2024/10/15 (火)

【冬まで意識したい乾燥対策!】

 
これから冬の間~春先までは、空気の乾燥にご注意を。
覚えておきたいポイントのおさらいです!
 
*「寂しい」「悲しい」「落ち込む」「焦る」気持ちに蓋をしない
涙は心の汗。がんばっている証拠。おおいに流して、自分の心を大切に。

いったん立ち止まり、ゆっくりと深呼吸することで、肺も心もクリアになります。
 
*「好き」「楽しい」「嬉しい」「ありがとう」ポイントを貯める
いいことを見つけて心に貯金を。
貯まってきたら、誰に、どんなご褒美をあげたいですか?
 
*潤いを養う食材を
黒ゴマ、白ゴマ、豆腐、白菜、ほうれん草、小松菜、水菜、ゆりね、里芋、山の芋、れんこん、黒キクラゲ、白キクラゲ、りんご、なし、柿、いちじく、落花生、ぎんなん、くるみ、松の実 など
 
*腸活のススメ
「肌は内臓の鏡」とも言いますが、漢方的にも大腸と肺・皮膚は繋がっていると考えます。
腸内環境は肌の状態や免疫力、脳や心の状態とも相関があることは近年の研究でも明らかに。

味噌、納豆、醤油、お漬物などの発酵食品や、玄米、雑穀、野菜、海藻などの食物繊維をたっぷりどうぞ。
 
*保湿剤の活用
自分の肌に合う保湿剤を見つけると、毎日塗るのが楽しくなり、肌の状態も良好に♪
外からも保湿することでよりバリア機能が高まり、肌荒れはもちろん感染症の予防にもなります。

漢方みず堂では、漢美潤手足ひじクリーム・ボディミルクや、フルメラ商品、APクリームなどの手軽に毎日ケアできる商品も取り揃えております。気になる方は店舗まで。
 
*湿度50%前後をめざす
できれば湿度計を置いて、加湿器などで適度な湿度を保ちましょう。

気温が下がってくる頃は、外出時など適宜マスクを活用するのも一策です。
プロポリス飴などで口内の潤いを保つのも、感染症や口臭予防に◎
 
*昨日より5分でも早く寝る
22~23時までには寝たいですが、難しい方は日付が変わる前に。

もしくは睡眠時間8時間程度を目指して、栄養たっぷりのきれいな潤いを養いましょう♪
 
  
漢方薬で体質改善中の方は、養生もプラスすることで改善の後押しに。

養生だけで心もとない方は、バランスをとる糧として、しばし漢方薬の助けを借りるのもひとつです。
いつでもお気軽にご相談くださいませ。

貴重な秋のひとときを、皆さまが心から楽しめますように。